PEOPLE人と仕事
「会社に入る」ではなく
「会社をつくる」。ここで自分が
やりたいことを追求したい。
三田村 隆太Ryuta Mitamura
セールス
コンサルタント
- 三田村 隆太
- 上智大学卒。大学入学後からはじめたテニスに熱中。3年時にはサークル代表を務める。就活時にスケマネと出会いフェローに。起業したい思いはあるが、何も行動していない自分に対し、ここには実行に移している同世代がいた。大手企業からの内定も複数あったが、「最も成長できる環境を自分自身で決める!」という思いから、19年、Scale Managementに新卒入社。
実際に行動している人がかっこいい。
今でこそ多くの学生のキャリア相談をしていますが、自分自身、学生時代は「将来やりたいこと」が見えていませんでした。漠然と考えていたのは「いつかは自分の事業がしたい」ということ。就活の時期には、周囲の友人に合わせて、自己分析やSPI対策をやっていました。でも、まるで面白くなかった。「みんなと違うことがしたい」タイプでもあるし、そもそも何のために就活をやっているのかわからない。そんなときスケマネの卒業生と出会いました。最初は正直あやしいという思いもありましたが、目の前にいる人は学生の頃から事業をはじめ、カフェやバーを経営していました。「事業をやりたい」と言う気持ちだけで何もしていない自分より、実行に移している彼のほうが断然かっこよかった。「自分も早く行動しなければ」と、スケマネのフェローになることを決めました。入ってみると、みんなが将来の目標に向けて、年齢も学歴も関係なく、対等に意見を言い合う場に刺激を受けました。
日本の就活のありかたを変えたい。
スケマネで自分は大きく変わりました。たとえば感情の動きや無意識のクセに気づかされ、自分のことがよく見えるようになった。それまでは物事の表面を見がちだったけれど、本質や真理を追求し、深く掘り下げていくこともできるようになりました。その中で、就活についての考え方も整理されていきました。「なぜ就活が面白くないと思ったのか?」。それは「将来のありたい姿」が見えていないのに、就活という手段だけを追うことに違和感があったからだと。そこから「既存の就活の在り方を変えていきたい」という思いが芽生えます。大手企業から複数の内定をもらっていましたが、最終的には、Scale Managementに新卒入社することを決断します。当時社員は5人。親からも友人からも反対されました。でも自分の決意を曲げなかった。これまでの自分は、何かを決めるタイミングで、まわりの評価や意見に左右されてきました。ここで意思決定のパターンを変えないと、大きく成長できないと思いました。
「会社をつくる」意識で自分も成長。
就活で多くの企業の人事部や役員と話をしたけれど、髙師さん以上に未来を見据えて動いている人はいなかった。自分が目指していることを考えたとき、「どの環境に身を置くことが最も成長につながるか」を考えました。新しい会社を成長させていくフェーズ。必然的に自分が果たすべき役割も大きくなります。今はセールスとして会社の売上げをつくる仕事をしています。学生のキャリア相談をして、将来やりたいこと、そのための道筋を話すことがスタートです。そのとき学生と対等な立場で、人と人としての会話をすることを大事にしています。相手の可能性を理解して、足りていない部分をスケマネで補えると判断したとき、スケマネを紹介します。自分自身、就活への疑問が出発点。内定を取るための対策をする就活ではなく、「将来なりたい姿」を明確にイメージして、ファーストキャリアを決める世界にしたい。自分が目指すこととスケマネの理念は共通しています。自分の「会社をつくる」という意識で、仕事をしています。
※2023年6月のインタビュー内容です。