Sukemane

菊地 祐里

スケマネを運営する人たちを見て、
わたしもこうなりたいと思った。

菊地 祐里

株式会社アカツキ
経済学部で公認会計士を目指していたが、「自分が本当にやりたいこと」を探してスケマネに入会。「誰かが欲しいと思うものを届けたい」という想いが芽生え、ゲーム業界志望に転向。2020年、株式会社アカツキ入社。ゲームプランナーとしてソーシャルゲームの企画を担う。22年、スケマネで出会った秋人さんと結婚。23年、出産。
秋人さんのインタビュー記事はこちら

自分の軸となるものが欲しかった。

自分の軸となるものが欲しかった。

高校生ぐらいから将来に漠然とした不安があり、自分の軸となるものが欲しいと思っていました。大学では、まわりに公認会計士を目指す人も、情報も多かったことから、1年生で資格取得のための猛勉強をはじめます。でもある日、お世話になっていた講師に言われました。「大学1年で将来を考える力があるなら、長い目で見て、やりたいことを探したら?」と。その講師の方は、スタートアップの財務サポートなど、多岐にわたる仕事をしていた人でした。私ももっと視野を広げたほうがいいかもしれない。公認会計士の勉強はスパッとやめ、自分が本当にやりたいことを探し始めます。

そもそも私が将来に漠然とした不安を持っていたのは、「コミュニケーションが得意ではない」という自己認識があったから。そこで、コミュニケーションを学びつつ、多様な経験が積める場所を求めて、いくつかのビジネススクールの見学に行きました。比較検討したなかでスケマネに魅力を感じたのは、代表の高師さんと、運営に関わっている学生チームを見て、この人たちのようになりたいと思ったから。これがやりたいという熱量を持った人が多かった。ここなら知らなかった世界を知ることができるかもしれない。自分に足りていないものが、学べるように思いました。


スケマネは失敗と挫折が経験できる場。

スケマネは失敗と挫折が経験できる場。

スケマネでの経験で大きかったことは、失敗と挫折を早くに経験できたこと。私は自分で手を挙げて、女性の社会活躍のイベントを企画しました。スケマネで多くの人にサポートいただいたにも関わらず、集客の甘さとチームマネジメントの失敗から、開催を実現することができませんでした。講師の方はもちろん、関係者みんなに迷惑をかけてしまった。いま振り返ると、この経験は社会人になっても起こりうる失敗です。仕事で失敗することはリスクが大きいけれど、学生としての失敗ならまだ許される。「人をまきこんで何かをすること」「自分ではなく、相手が何を求めているか」を学ぶ機会となりました。自ら能動的に動けば、その実現に向けて最大限のバックアップをしてくれる。それがスケマネです。

私は今、ゲーム会社でプランナーの仕事をしています。将来は「仕事って楽しいよ」と、子どもに教えられるような存在になりたい。ゲーム業界を志望したのは、私自身つらいときにゲームに救われた体験があるから。誰かの癒しになれるゲームが作れたら、仕事に誇りが持てる。マネジメントを目指すか、スペシャリストを目指すかは決めていませんが、いずれにしても、チームメンバー、お客様、関わるすべての人のことを考えて、「その人が欲しいと思うもの」を届けられる人材になりたいと思っています。

※2023年5月のインタビュー内容です。


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