Sukemane

齋藤 楓太

今はまだ見えていなくてもいい。
自分が活躍できる場所は必ずある。

齋藤 楓太

EPS Contultants(シンガポール)
千葉出身。早稲田大学社会科学部卒。小学から高校まで12年間は野球。大学受験では授業の幅が広い社会科学部を選んだ。就活のタイミングで以前から関心のあった海外就職にシフト。シンガポールは東南アジアのハブであり、多様な民族が集まり、経済的にも勢いのある国。まずはシンガポールで働くことに狙いを定めて就活をした。

最初は何も定まっていなかった。

最初は何も定まっていなかった。

大学に入学したとき、将来やりたいことは何も定まっていませんでした。頭の片隅にあったのは、いつか海外で活躍する日本人になりたいということ。小学生のときWBCがあり、イチローのタイムリーヒットで優勝した。その頃から海外を意識するようになりました。大学2年生頃までは、バイトと勉強の日々。あるとき友達の雰囲気が「なんだか変わった」ことに気がつきます。話を聞くと「コンフォートゾーン(※スケマネの前身)で勉強している」と。将来をみすえて活動し、実際に変化している友達の姿を見て、自分も何かしなきゃいけないと思うようになり、入会することを決めました。

成長しないとまわりに置いていかれる危機感はある。でも何をすればいいかわからない。ならば、まず友達と同じ道を辿るのもいいんじゃないか、というのが最初の動機です。週2〜3回の授業を受けるようになり、自分がかつて友達に感じたように「何だか変わったね」と言われるようになっていきます。積極的にコミュニティに参加するようになったり、新しい試みへのハードルが低くなったり。まわりから指摘されることで、成長している実感がわきました。同時期にシンガポールでの2週間インターンにも参加。そこでも思考力や行動力が評価されました。いま振り返ってみると、「物事を多角的に考え動く力」をスケマネで得たように思います。


どこで勝負するかを決めることが大事。

どこで勝負するかを決めることが大事。

現在はシンガポールに本社がある人材会社で働いています。入社すぐから日本支社の起ち上げ業務を任され、外資系企業のバイリンガル人材の採用支援を担っています。同時にWebサイトの作成も担当し、ニッチな国際物流分野にターゲットを定め、Google検索上位を獲得。インバウンドで顧客獲得ができる流れを構築しました。加えて、シンガポール、マレーシアでの日系企業と日本語スピーキングの案件を担当しています。個人成績は22年、23年(上半期)と、チーム内でトップの売上でした。

今後は自分の得意分野を磨き、引き続き東南アジアを拠点に勝負をしていきたいと思っています。かつてやりたいことがなかった自分ですが、スケマネで「物事を考え抜く姿勢」を身につけたこと、いろいろな「世界を知り視野を広げられた」ことで、勝負したいと思う場所を見つけることができました。選択肢はたくさんある。同じ仕事でも、働く国が違うだけで収入が倍になることもあります。いま見えている世界がすべてじゃありません。まだ高い志や人生の目的が明確じゃなくてもいい。まずは、いろんな考え方に出会い、そこから探しはじめる道もある。自分の能力が活かせて活躍できる場は、どこかに必ずあると伝えたいですね。

※2023年6月のインタビュー内容です。


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