Sukemane

佐藤 北斗

小さな行動ひとつで人生は変わる。
まずはその一歩を踏み出すこと。

佐藤 北斗

株式会社ノーコード 代表取締役
山形出身。慶應義塾大学商学部卒。自然豊かな田舎で生まれ育ち、高校時代まではサッカーに集中。大学入学後はサークルとバイトの自堕落な日々を過ごしていたが、まわりの活動的な友達に影響を受け、起業を軸にキャリアを考えはじめる。学生時代に複数の事業を起ち上げ、数千万での売却も経験した。

起業することを軸に将来のキャリアを模索。

起業することを軸に将来のキャリアを模索。

猛勉強していた大学受験の反動もあって、入学後はとにかく遊んでばかりでした。でも2年生になったタイミングで、「将来はどうしよう」と考えるようになります。周囲には学生起業している人もいたし、早くからビジョンを持って就活をしている人もいました。「このままだとマズい、自分を変えよう、環境を変えよう」と思いました。そこで、マインドを鍛え、キャリアを考える場として、友人に紹介されたスケマネに入会することを決めました。起業か就職かは当初は定まっていません。父親が自営業をしていた影響があり、自分も起業をしてみたいという気持ちは根っこにあったけれど、就職をするという選択肢も残していました。

結果としては起業する道を選び、学生時代から複数の事業を起ち上げました。スケマネに在籍していてよかったことは、進捗のアウトプットを常に求められたこと。課題は人それぞれですが、自分の場合は起業に関するレポートを定期的に提出することになります。立ち止まっている暇がありません。それは事業を前へと進ませる大きな力になりました。銀行口座の開設といった、起業に必要な各種手続きを支援いただいたことでも助けられました。大学時代に起ち上げたのは、Webマーケティング会社でのインターン経験を活かしたSEOコンサルティング、大学生向けのマッチングアプリ開発、その後、現在の注力事業であるノーコード・ローコードに特化した受託開発事業をはじめます。


小さな行動ひとつ、出会いひとつで人生は変わる。

小さな行動ひとつ、出会いひとつで人生は変わる。

ノーコード・ローコードに着目したのは今後伸びていく市場だと考えたから。システムやアプリの9割以上はエンジニアが言語を書いて開発しています。でも専門的な知識がなくても、効率的に開発できるツールをつくることができれば、エンジニアの人材不足にも対応できるし、思いついたアイデアを気軽に実現することができるようになります。事業の起ち上げとして手応えを感じているところです。今後、高い視座を持って、上を目指していこうと思っています。受託開発に加えて、自社開発のサービスを生み出すことが当面の目標です。

起業にチャレンジできるようになったのは、スケマネに参加した影響が大きいです。僕自身、「このままじゃないけない、何かをしなければ」という危機感はありましたが、「何をしたいか」は明確ではありませんでした。でもスケマネで出会った学生や、運営スタッフ、講師との出会いに刺激を受けて、頭の片隅にあった起業にチャレンジしてみる意欲が芽生えました。人との出会いは新たな価値観を知る機会になるし、小さな行動ひとつで人生は変わります。スケマネをすべての人におすすめするつもりはありません。でも「挑戦したいけど踏み出す勇気がない」「自分を変えたい」「人生に結果を残したい」。そんな気持ちを持っている人がいるなら、まず「その一歩を踏み出してみようよ!」と伝えたいですね。

※2023年6月のインタビュー内容です。


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