Sukemane

酒井 貴浩

年齢問わず熱狂できる場づくり。
実現に必要な「突破力」が学べた。

酒井 貴浩

サイバーエージェント
神奈川出身。慶應義塾大学SFC卒。中学まではロボコンに熱中。小学6年生でロボコン世界大会第2位に。高校時代はロボコン時代の仲間とiPhoneアプリを開発。大学は自由にカリキュラムを組み立てられる学部を選んだ。サマーインターンでの新規事業提案が採用され、学生時代からサイバーエージェントで働き始める。

想いの原体験はロボコン世界大会から。

想いの原体験はロボコン世界大会から。

小学4年から中学3年まで熱中したロボコンが、「将来やりたいこと」の原体験になっています。特に印象に残っているのは、小学4年で最初に参加した世界大会。単純に海外に行ける楽しさもありましたが、世界各国から集まる小中学生と、言葉が通じない中でも、折り紙や漢字を使って異文化コミュケーションできたことが面白かった。巨大なアメフト会場を借り切って、みんなが2分半の試合に全身全霊を傾けて集中する緊張感、子どもも大人も熱狂している空間がそこにあり、素晴らしく魅力的だった。こうした熱量のある場で働きたい。仲間たちと一緒にこうした場を生み出したい。その想いが、今もつながる仕事の原動力です。

高校時代はロボコンの仲間たちとiPhoneアプリの開発をしていました。「考えて形にすること」が好きで、自らいろいろなことをしてきたから、大学には正直行かなくてもいいかなと思っていました。とはいえ、まわりからの説得もあります。行く場所を探して、「未来からの留学生」というコンセプトで、自分でカリキュラムを作れる慶應義塾大学SFCにAO入試を受けて入りました。入学後は授業だけでなく、学生団体や、ビジネスコンテストに参加することで、社会人とのつながりが増え、一気に世界が開けていきます。「社会人と会って話すこと」が面白くなってきた。あるとき友人から「これから面白い人に会うんだよ」というので、自分も会わせてもらったのがスケマネ代表の高師さんです。


「突破力」でやりたいことを実現していきたい。

「突破力」でやりたいことを実現していきたい。

SFCでは著名な実業家に会う機会も多々ありましたが、高師さんはその誰ともベクトルが違いました。「なんだかハチャメチャだけど、この人が言っていることはホントなんだろうな」と思いました。自分が将来やりたいことを実現するために、必要なことがきっと学べる。この人の近くでいろいろ吸収したい。それが入会を決めた最大の理由です。週2、3回の授業で高師さんや、その他の講師の方からマーケティングやビジネスのイロハを学びます。でも、いま振り返ってみて断然役立ったと思えることは、高師さんの言葉の節々から感じ取ってきた「突破力」です。

社会に出ると、なんとか踏ん張らなきゃいけないことがある。壁にぶつかったとき、最後までやり抜くためには、「突破力」が絶対に必要です。それを学べたことがすごく大きい。いま自分は世界的に有名な某IPゲームタイトルのマーケティング責任者をしています。全世界にファンがいるタイトルで影響力が大きく、SNS等で「熱量の高い交流の場」をつくる仕事をしているので、やりたかったことの半分ぐらいは実現できていると思っています。もう半分は、こうした熱量のある場を、自分自身の手で生み出したいということ。20代はがむしゃらに走り抜くと決めているので、30歳になったら動き出すつもりです。そのとき、今もたびたびつるんでいるロボコンの仲間たちと何かを実現できたら、最高だなと思っています。

※2023年6月のインタビュー内容です。


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