自分ひとりでは探すことが難しかった
理想の就職先が見つかりました。
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正木 美波
新潟大学大学院 自然科学研究科(修士2年) - 兵庫県出身。高校時代、ダンス部の部長として、50名の部員をまとめ夏のステージまで全力疾走。部活をやりきった後、受験勉強に打ち込む。新潟大学農学部への進学を決めたのは『もやしもん』を読み、醸造学に興味を持ったから。今後、ビジネスとアカデミックの両面で、自分ならではの価値を追求していきたい。
研究に時間を割くため、就活は効率よく進めたかった。
どんな環境でも自分はやっていけると思っていたので、大学も学びたいこと重視で選びました。生まれ育った兵庫を離れ、新潟で暮らしはじめますが、知り合いが誰もいない環境です。まずは人脈を増やそうと、サークル、地域コミュニティ、ボランティア、アルバイト等で、積極的に人と関わるようにしました。農学部では有機化学材料の研究室へ。具体的には、樹木に豊富に含まれるが利用されていない成分に、付加価値をつけることで、医薬品や化粧品へと応用する材料の研究をしています。
就職先は当初から化学業界に定めていましたが、研究が好きだし時間を割きたいので、就活はなるべく効率よく進めたいと思っていました。そのときスケマネの存在を知ります。入会を決めたのは、専門の方による自己分析や、就活の具体的なアドバイスが受けられることにメリットを感じたこと。最も役立ったのは、人事部目線の生の意見が聞けることでした。一般の求人サイトには出ていない求人もあり、私の強みや、やりたいことを理解してもらったうえで、理想的な会社を紹介してもらえる。そこにも大きな価値がありました。
人脈と視野が広がり、研究内容を活かせる会社へ。
スケマネに参加したもうひとつの理由は、世界を広げるきっかけが欲しかったこと。新潟で、なおかつ大学院の研究室では、どうしても世界が狭くなります。スケマネでは、通っている大学だけでは出会うことのできない同世代と出会うことができます。就活についての考えも人それぞれ。視野が広がり、勉強になりました。特に、「目的意識を持つこと」の大切さを学べたことは大きかった。「人生で目指したいこと」が明確になりました。
内定したリファインバースグループは、廃棄物を資源にして「新しいモノづくり」をしている会社です。私の研究内容に合致することはもちろんですが、「利益の追求と環境への貢献を両立させる」という理念に深く共感し、就職を決めました。最初から社長と直接面談をする機会があり、会社の考え方や風土にも魅力を感じました。研究だけでなく、ビジネスにも貢献したいと思い、幹部候補の総合職として内定をもらいました。「研究をビジネスで活かすこと」「アカデミックな世界でも上を目指すこと」。その2つを両立したいと伝え、ご理解いただいてます。スケマネにいなければ出会えなかった会社だし、ここまで明確な入社理由のある就職はできなかっただろうと思います。
※2023年5月のインタビュー内容です。
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