起業家を志向する自分だからこそ、
自分と異なる志向の人と出会いたい。
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安田 応彦
琉球大学 国際地域創造学部(休学中) - 沖縄出身。高校時代にアメリカ留学し起業家を目指すようになる。大学1年生での「英会話カフェ」を皮切りに、人脈を広げ、多数のスモールビジネスを起ち上げてきた。現在は、ビジネスパートナーに任され23年5月に開業した沖縄でのテスラレンタカー事業を軌道に乗せるため奔走中。
高校1年でアメリカに留学し、起業家志向に。
沖縄は外国人が多く、父親が航空会社で働いていた影響もあり、海外に小さな頃から馴染みがありました。中学生のとき1ヶ月間短期でアメリカ留学します。当時は英語はまともに話せなかったけど楽しかった。そこで留学に力を入れている高校に進学し、再度1年間のアメリカ留学をします。会社経営をしている方の家にホームステイしました。家にプールがあり、クルーズ船で休暇を楽しむような「まるで住む世界が違う」暮らしを目の当たりにして、刺激を受けます。それまで公務員となる未来をなんとなく思い描いていましたが、意識が180度変わり、起業家を目指して自分も経営を勉強しようと思いました。
大学に入ったタイミングはちょうどコロナがはじまった時期。何もしないまま大学を卒業することになるという危機感と、他の人と違うことをしたいという思いから、得意の英語を活かした「英会話カフェ」の事業を起ち上げました。沖縄に住む外国人と、英語を習いたい日本人をマッチングさせるリアルな場をつくり、「沖縄に若い起業家が現れた」と注目されました。そこから人脈を増やし、「脱毛サロン」や「テスラレンタカー」などの事業を次々起こしてきました。もちろんすべてがうまくはいくわけではありません。ダメと思えばすぐ撤退します。もしも「連続起業失敗記録」というものがあるなら、上位にランキングする自信があります(笑)
人生をかけて動いている同年代に出会いたい。
知り合いを通じてスケマネを知り、すぐ参加を決めました。理由はここには「いい出会い」がありそうだから。人生は結局、出会いに尽きます。これまでを振り返っても、出会いによって新しい世界を知り、出会いによって救われてきました。起ち上げた事業も、すべては出会いが起点です。沖縄では若くして何かを為している人は少ないことから、起業家に会うために、東京にはしょちゅう来ていました。でも視座が高く、人生をかけて活動している同年代と出会うことは難しかった。大きな志を持って、人気企業や外資系企業への就職に挑戦しているような同年代との接点はありませんでした。
スケマネでは今まで知る機会の少なかった価値観や考え方を学んでいます。起業家志向の自分にとって、就活は自分が知らない世界。スケマネ生や、最前線で活躍する社会人の考え方を聞くことで、視野が広がっていく感覚があります。またパートナーとなる講師の方と定期的に会話をする機会があり、ビジネスはもちろん、社会人としての土台を身につけています。いま起業家としては、選択と集中のフェーズ。次々と事業をはじめるのではなく、見込みのある事業をしっかり育て、付随する事業を生み出す時期に入っています。スケマネでの出会いも活かしながら、起業家として目指すゴールに向かっていきます。
※2023年5月のインタビュー内容です。
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